基金の財政
資産運用総額は77億円(2024年9月30日現在)
安全かつ効率的な運用に努めます
基金では、将来の年金・一時金の支払いに備えて年金資産を積み立てています。この年金資産は、掛金と、掛金を運用して得た収益で成り立っています。運用にあたっては、安全かつ効率的に収益を確保するために「運用の基本方針」を策定しています。
運用の基本方針(概要)
目的 |
当基金の年金給付および一時金の支払いを将来にわたり確実に行ううえで必要とされる積立金を確保するために、運用収益を長期的に確保することを目的としています。 |
目標 |
将来にわたって健全な年金制度運営を維持するために必要な収益率としますが、当基金の成熟度等を勘案して、具体的には年2.0%を当面の目標収益率とし、これを長期的に上回ることとしています。 |
資産構成 |
運用目標を達成するため、運用資産の期待収益率、リスク、相関係数等を考慮し、長期的観点から政策的資産構成割合(政策アセットミックス)を定めています。 |
政策アセットミックス
国内債券 |
リバランス |
1.0% |
代替投資 |
10.0% |
国内株式 |
リバランス |
5.0% |
代替投資 |
4.0% |
外国債券 |
リバランス |
9.0% |
代替投資 |
3.0% |
外国株式 |
リバランス |
5.5% |
代替投資 |
3.5% |
短期資金 |
|
2.5% |
オルタナティブ |
|
47.0% |
一般勘定 |
|
9.5% |
資産の特徴 |
国内債券 |
満期償還まで保有すれば元本と一定利率が得られる。 |
国内株式 |
上げ下げの幅は大きいが、相対的に高い収益率が期待できる。 |
外国債券 |
国内債券に比べ高金利が望めるケースが多いが、為替変動の影響を受ける。 |
外国株式 |
上げ下げの幅は大きいが、相対的に高い収益率が期待できる。為替変動の影響を受ける。 |
オルタナティブ |
債券や株式と異なる資産、伝統的投資手法以外の運用戦略と定義し、残高上限を設け分散に徹する。 |
生保一般勘定 |
元本と一定の利率が保証されている。 |
運用機関別委託割合・委託額 (2024年9月30日現在)
運用機関 |
委託割合 |
委託額(百万円) |
信託銀行 |
三菱UFJ信託 |
自社運用 |
32.9% |
2,535 |
外部提携 |
32.2% |
2,477 |
三井住友信託 |
外部提携 |
7.0% |
538 |
りそな銀行 |
自社運用 |
1.5% |
112 |
外部提携 |
0.2% |
15 |
みずほ信託 |
自社運用 |
0.8% |
61 |
外部提携 |
13.3% |
1,027 |
生命保険会社 |
第一生命保険 |
自社運用 |
11.2% |
861 |
外部提携 |
1.0% |
74 |
合計 |
100% |
7,699 |
業務概況・決算状況(会員向け)
業務概況・決算状況は会員のみ閲覧いただけます。